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2016年6月 4日 (土)

置き去りは虐待かしつけか=専門家「教育効果ない」-北海道の不明男児保護(4日)時事

北海道で小学2年田野岡大和君(7)が行方不明になり、6日ぶりに無事保護されたが、不明になったのは、父親が「しつけ」として大和君を置き去りにしたことが発端とされる。ネット上では、「行き過ぎた行為」「虐待ではないか」との意見が集まるとともに、「親としてやってしまうことはあるかも」の声もあった。

〔写真特集〕北海道・不明男児を保護~自衛隊「駒ケ岳演習場」の宿泊施設内部~

 専門家は「しつけとして恐怖を与えても、教育効果はない」と指摘するとともに、男児の心のケアを通じて、一日も早く家族の絆を取り戻してほしいと話している。
 道警によると、大和君は5月28日、公園で人や車に石を投げ付けたとして、両親が七飯町の林道に置き去りにした。不明後、ネット上ではツイッターなどで、「しつけは必要だが限度がある」や「山中に7歳を置き去りは虐待ではないか」などのつぶやきが相次いだ。一方で、「親の気持ちは分かる」との声もあった。
 海外メディアも関心を寄せ、英BBC放送や米CNNテレビは東京発で「日本のしつけ論争」と報じた。
 日本大学文理学部の井上仁教授(児童福祉)は「日本ではお仕置きとして子どもを家の外に出したりするが、子どもは怖さから逃れることしか考えず、自分の行為を振り返らない。教育的効果はない」と指摘。「時間をかけても親が向き合って、何が悪いのか理解させないと意味がない」と強調した。
 教育評論家の尾木直樹法政大教授は「放置して見守っていなかったことは虐待になる。両親には厳しく対処し、子育ての間違いを伝えるべきだ」と話す。大和君には日常を取り戻せるようカウンセラーを付けて心のケアをするとともに、「両親への指導などを通じて家族の絆を取り戻せるようにすべきだ」と語った。(2016/06/04-14:55)

     

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