警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(20、21日 単位・レベル)
いったい何人なの?
【治安うんちく】
平成9年(1997年)に失踪し「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない」行方不明者の一人だった福井県の51歳の男性が発見された。結局、拉致被害者ではなかった。
あれは平成14年、北朝鮮に拉致されたと見られる被害者が次々にリストアップされて、一部報道では36人とも言われていた。当時、警察庁は8件11人を拉致被害者と認定していた。
そこで困った私は、当時の佐藤英彦警察庁長官に「北朝鮮に拉致された被害者は何人なのか?」と尋ねた。
その時言われた言葉は「我々(全国警察)は捜査ではなく調査と解明に向けて努力してきた結果、8件11人になったもの。日本は法治国家。しかも一国の捜査機関が相手国の主権に関わる問題に証拠も無いのに軽々しい発言ができますか?」と叱られたことがあった。
平成10年当時、安明進が「北海道から拉致した」と証言した当時の全国警察は、疑いのある事件対象者は868人としていたが佐藤長官の言う血の出るような調査の結果8件11人に絞ったものという。
ところが現在は13件19人とも言われているほか、特定失踪者問題調査会が「可能性を排除できない」者として470人という節もある。
いったい、何人なのか、正確な数字は分からない。当然、警察や失踪者問題調査会の数字はあくまでも「疑いのある者」だが、こんなデタラメな数字では、仮に犯人が特定できたとしても逮捕はできない。北朝鮮には「日本の言っていることは妄想か?」と笑われてしまう。
それにしても日本は行方不明者が多い。警察庁によると平成27年の行方不明者数は届け出を受けた分で8万2035人。過去10年間は8万人台で推移している。
男女別では男が5万3319人、女が2万8716人。年齢別ではなんと最も多いのは10代で1万7071人もいる。続いて20代が1万6005人、30代が1万0827人となっている。成人が全体の78.1%、少年が21.9%を占める。
原因別では病気関係が最多で1万8395人。このうち認知症が1万2208人だ。やはり、ここにも高齢者社会の到来の数字があった。
都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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