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2016年6月17日 (金)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(17、18日 単位・レベル) 
非親告罪にすべきだ
【治安うんちく】

 

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 東京・小金井市で女子大生が刺された事件で警視庁は、判断は難しかったとしたものの、相談内容はストーカー対策の専門部署に速報すべき事案だったなど対応に問題があったことを明らかにした。
 
警視庁はSNSでの付きまとい行為を「重大な事件に発展する恐れがある」として、ストーカー専門の担当部署で対応する方針を固めたという。
 この問題は平成26年8月5日に遡る。警察庁の有識者検討会が「SNS」をストーカー規制法で「つきまとい」に追加すべきと提言していた。
 平成24年11月に神奈川県逗子市の女性が、ストーカー行為の男に電子メールで付きまとわれていたが、「法規制がない」として対応に不適切があり、殺人に発展してしまった。
 このため翌年の平成25年に法改正が行われて「電子メール」が「つきまとい」に追加された。1年間近くの期間がかかったが、「SNS」の追加は2年近く経っても動きが無かった。
 そして小金井の事件を受け、ようやく自民、公明両党が、ストーカー規制法の対象を、SNSに拡大する方針を固め、秋の臨時国会に提出するという。
 「秋」これから何か月あるんだね。それまで事件が起きたらどうする?
 この事件で対応した警視庁武蔵野署のみに責任があるようになっているが、日本警察、しいては政府が問題なのだ。
 そんな中での警視庁の今後の対応は納得できる。
 警察庁の金高長官は記者会見で、「警察が事前に相談を受けていながら重大な結果を防げず、重く受け止める必要がある」と述べ、小金井の事件の対応を詳しく確認し、改善していく方針を示しており、
警視庁以外の46道府県警も法改正ができるまでは警視庁のような専門部署による対応を指示すべきであろう。
 前回も書いたが、この相談への対応は極めて難しい。被害者自身が「逮捕」まで求めない場合が多く、しかも、被疑者の性格は百人百様。
激昂型の男をどう見分けるか? 相談員が危険性を読み取るなんて言うのは至難の業だ。経験者でしか分からない。
 その意味でちょっとでも危険性があると判断した場合は身柄を拘束できる「非親告罪」にすべきである。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

 

 





【判定方式】 
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刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる
感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であ
り、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都
内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し  ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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