警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日 単位・レベル)
地域住民で監視を…
【治安うんちく】
路上でしかも白昼、見知らぬ者から突然連れ去られる一こんな事件を許してはならない。
石川県小松市内の路上で、5月17日午後、下校中の女児が28歳の男に連れ去られ、空き家に連れ込まれる事件が発生。幸い、女児が大声で助けを求めたため男は逃走した。警察が捜査をした結果、今月20日に男を逮捕した。
この略取・誘拐だが、今年4月までの認知件数は前年同期を5件上回ったが、5月現在も前年同期をさらに上回るなど増加傾向は続いている。
警察庁によると今年5月までの認知件数は82件で前年同期を10件上回った。
ランキングでワーストは東京、埼玉の11件、大阪の10件、福岡の6件、岡山5件の順。
増加したのは埼玉の5件がワースト1。増減は全体的にひと桁台だが、管区警察局でみると東北管区が+3、関東管区が+3、中部管区が+1件、九州管区が+2件、中国管区が+4件で、四国管区の-2件を除いて少数ではあるがほぼ全国的に増加傾向にある。
刑法犯認知件数が戦後最悪とされた平成14年には251件あったものの、昨年(平成27年)は192件。減少はしているが、増減を繰り返しているにすぎない。
大事に至る前の備えが必要だ。それは「地域住民の監視」だろう。
都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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