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2016年6月 8日 (水)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(8、9日単位・レベル)
外国人犯罪組織か
【治安うんちく】

2009_1228_222559212 謎の多い事件である。昨年12月に7都県のコンビニのATMで計約1億円が不正に引き出されたり、今年5月に今度は17都府県のコンビニから18億円近くが同時に引き出された事件は警察が窃盗事件として捜査している。
 ところが単なる窃盗ではなく、偽造カードという電磁的記録が絡んでくるからややこしい。犯人は誰なのかというよりは犯罪組織の「本社」はなんなのかだ。
 これまで「出し子」を逮捕したのは警視庁、愛知県警、新潟県警。これら警察の情報を総合すると今年5月の事件で悪用された偽造カードは、南アフリカ銀行の発行したクレジットカードに、焼き肉店の顧客カード情報が入力され、「VIP」という表示と中国語の記載があったという。
 警視庁には平成9年3月に設置された国際組織犯罪対策本部がある。当時は中国人密航斡旋組織「蛇頭」(スネークヘッド)が日本の暴力団を手足に使い暗躍。密入国した中国人は日本各地に散らばり、宮城や埼玉、茨城、熊本など全国各地で窃盗を繰り返していた。この中国人はほとんどが福建省出身者だった。
 そして今、面白い見方をする弁護士がいる。それは振り込め詐欺について何度も相談を受けた経験をもとに推測した情報だという。
 被害者から金を受け取る「受け子」や、ATMから金を引き出す「出し子」など、振り込め詐欺の実働部隊のほとんどは日本の若者で、これら若者に指示を出しているのは中国や韓国にある「本社」と呼ばれる組織であるというのだ(東京港区のS法律事務所)。
 逮捕された受け子、出し子から依頼を受けた弁護士が言うのだから、警察以上の情報かもしれない。
 こうした情報を総合して推測するに、コンビニのATMを使って同時に引き出すという新手口の窃盗。うがった見方をすれば、どうも、中国など外国人組織が絡んでいるように思えてならない。
 都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

 

 

【判定方式】
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刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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