警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日単位・レベル)
犯抑の勢いが止まらない
【治安うんちく】
前回の統計(今年4月まで)のとき、「犯罪抑止の勢いが止まらない」という書き出しだった。全刑法犯が戦後最も少なかった前年同期よりさらに2万8554件も減らしたからだつた。ところが…
警察庁によると今年5月までの全国刑法犯認知件数は40万3253件で前年同期より3万4925件も減っている。
ランキングでは東京の5万4608件を筆頭に、大阪の4万9732件、埼玉の2万8605件、愛知の2万8309件、神奈川の2万3857件と続いた。順位は相変わらずである。
前年同期に比べて減少した3万4925件をランキングでみるとナンバー1は東京の−4422件。続いて大阪の−3560件、福岡の−3066件、愛知の−2530件、兵庫の−2255件の順だった。
これに対して増加したのは宮城の+102件、秋田の+37件の2県のみで、先月+87件でワースト2だった新潟はマイナス1件になり抑止策の努力が伺える。
日本警察の産みの親である川路利良大警視は「警察は行政である」とした上で次ぎのような指針を示している。
行政警察ハ豫防ヲ以テ本質トス
川路語録をまとめた警察手眼の第一項目である。警察は犯罪を起こさないようにするのが本質だというのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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