警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日単位・レベル)
駅員に対する暴行増加
【治安うんちく】
人間が何かの行動を起こす場合はそれぞれの理由がある。ところが理由無くして暴力を振るうなどは、精神的になにがしかの欠陥がある人間と言っても過言ではないだろう。
鉄道の駅員に暴力を振るう事件が増加傾向にあるという。
全国の大手私鉄16社のまとめによると乗客による駅員や乗務員などに対する暴力事件やトラブルは昨年度、225件あった言う。
しかもそのうちの35%が理由なくしての暴力だというから始末におえない。
警察庁によると平成26年の罪種別に発生場所をみると駅での暴行事件は1793件。駅員のみならず一般乗客同士もあって多いのだろう。勿論、最も多いのは街頭における暴行事件で26年は1万0320件もあった。
参考までに今年4月までの街頭での暴行事件は4452件、傷害は2956件、恐喝254件、強制わいせつ930件。それぞれのランキングは以下の通り。
【暴行】①東京919件②神奈川463件③埼玉318件
【傷害】①東京451件②大阪447件③神奈川233件
【恐喝】①東京53件②大阪44件③愛知35件
【強制わいせつ】①大阪142件②東京133件③千葉81件
ほとんどが前年同期に比べて減少しているなかで、駅員に対する暴行が増加している。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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