モトクロスバイク乱暴運転、林道損傷が問題に(18日)読売
福岡県糸島市が管理する林道で、モトクロスバイクなどの乱暴な運転が原因とみられる路面の損傷が問題となっている。
整備直後に荒らされたケースもあり、市は「土砂崩れなどの災害を招きかねない」と、看板設置やパトロールなどの対応に追われている。
市農林土木課によると、市内には森林の維持管理や散策のための林道が47路線ある。車や人が通行できるように、市や地域住民が定期的に整備している。
こうした道をモトクロスバイクが走行しているとの情報は20年ほど前からあったが、最近になって一部のライダーの乱暴な運転による損傷が目立つようになった。同課は、近隣の山林に比べて糸島には未舗装の林道が多く、悪路を好む愛好家が集まっているとみている。中には、林道からはずれて山林の中を走っているとの情報もあるという。
3月には「通行に支障がある」として、同市長野の「程畑線」(全長1・3キロ、幅3メートル)を市の委託業者が整備した。しかし、直後の4月の点検で、路面がえぐれたり、荒らされたりした箇所が複数確認され、市は再整備を検討せざるを得ない事態となった。目撃情報などから、モトクロスバイクによるものとみられる。
バイクによる林道の走行は、違法ではなく罰則規定はない。ただ、乱暴な運転で損傷範囲が広がると、通行に支障をきたすだけでなく、土砂崩れなどにつながる恐れもある。
市は林道で運転する際には、ゆっくり通行するよう求める看板を設置したほか、警察と連携してパトロールを強化していく方針だ。
同課は「一部の心ないライダーによって森林が破壊されているのは非常に残念。林道は、健康な森林を維持するための貴重な施設であり、大切にしてほしい」と訴えている。(矢野恵祐)http://www.yomiuri.co.jp/national/20160516-OYT1T50122.html
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