警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(25、26日単位・レベル)
2年間何をしているんだ!
【治安うんちく】 報道によると今回の事件で男が利用したSNSはストーカー規制法の対象外だと言う。
男がツイッターに書き込んだ女性アイドルに対する文言に恐怖感を持った母親が警察に相談。さらに被害者本人が警視庁の署を直接訪れ、男の実名をあげて「やめさせてほしい」と書き込みの印字を提出して相談した。
だが、同署は「直ちに危害を加えるような内容はない」としてストーカー被害として扱わず、警視庁の専門部署の人身安全関連事案総合対策本部に連絡しなかったと言うのだ。
ストーカー規制法には、電子メールではなくツイッターなど会員制交流サイト(SNS)への投稿は明記されていないのは確かだ。
ちょっと待て!
警察庁は平成26年8月5日を覚えているか?
警察庁の有識者検討会はこの日、ストーカー規制法の罰則を強化すべきとして、インターネット交流サイト(SNS)を使ったつきまといや被害者の周辺をうろつく行為を新たに同法で禁じることを提言したはずだ。
あれから2年-その提言はどうした?
当時、LINE(ライン)やフェイスブックなどSNSを利用した書き込みの被害が約2割に上り、増加が見込まれると警告。SNSによるメッセージの連続送信を規制すべきだと提言しているのだ。
神奈川県と長崎県で起きた2件の電子メール利用のストーカー殺人事件を、「電子メール」の文言が明文化されていないとして防げなかったことから動き出し、平成25年6月26日に成立した改正法でようやく規制の対象にされた。つまり対策が全て後手後手なのだ。
「取り締まる法規定がないから」で済まされる問題か!今回の小金井の事件も本人が110番通報していたが、生かされなかった。
その意味で、今回の事件は両当事署の問題のように見えるが、日本警察全体の問題だ。
提言を受けて2年も経っているのに…おい!国家公安委員長!何しているんだ。前任者だが、交通取締問題でいろいろ発言をしているが、そんな暇は無いはずだ。しっかりせい!それが君たちの仕事だ!
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント