警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
ひったくり減少続く
【治安うんちく】
今月10日深夜、西東京市の路上で女性のバッグをひったくろうとして、女性を1㍍ほどひきずり、全治10日間のけがを負わせたとして20歳の男が警視庁に逮捕された。
さらに2日には大阪府内でひったくりなどを繰り返していた42歳の男が逮捕されている。そのひったくり事犯も防犯カメラなど犯罪捜査ツールなどの影響もあり減少傾向にある。
警察庁によると今年4月までの認知件数は1097件で前年に比べて561件も減っている。検挙率は39.7%で同3.9ポイントの減。認知件数のワースト1は大阪の207件。それでも前年同期より219件も減らしている。
以下、神奈川の191件、東京127件、愛知の120件、千葉の117件と続いた。
前年より増加したのは神奈川が+26件、千葉が+21件など。その他多くの都道府県が減らしている。
そのひったくり事犯-年々減少を続けており、平成20年には1万2493件、24年には1万0097件あったが、25年には1万件を割り7909件、そして27年には4142件と24年の半数以下に押さえ込んでいる。
流しの犯行のため検挙は難しいのだろうか検挙率は全体的に低い。しかし、被害に合わないような個人の工夫と捜査ツールの強化などにより確実に減っており、抑止策が功を奏していることだけは確かだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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