警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(20、21日単位・レベル)
さぁ武器はもらった
【治安うんちく】 司法取引や通信傍受の対象犯罪の拡大などを盛り込んだ刑事司法改革関連法案が参院法務委員会で可決された。ようやくである。
この結果、通信傍受の範囲がこれまでの組織的殺人や薬物犯罪、銃器犯罪などから殺人事件や強盗、窃盗、誘拐、詐欺などに拡大する。
特に、これまでひとつの自治体の予算に匹敵するような被害額が出ていた特殊詐欺捜査にとっては大きな〝武器〟になる。
詐欺集団にとって〝3つの凶器〟のひとつと言われていた携帯電話機。捜査側にとっては厄介な物だった。
官民が抑止にやつきになってきたが、利用される携帯電話機の闇取引があり、いかんともできなかった。
そんな最中での通信傍受は携帯だけでなく「貸しオフィス」の固定電話の不正利用にも効果が出るだろう。
問題は傍受のしかただ。これまでのスポット傍受ではせっかく対象犯罪が拡大しても使い勝手が悪いのでは猫に小判。令状に基づいてやっているのだから、のべつまくなしできる傍受をやれ!
ざるで水をくむような法律でどうする!
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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