警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(10、11日単位・レベル)
シグナルを見逃すな!
【治安うんちく】
学生・生徒の自殺者が減少傾向にあるなかで、ここにきてちょっと目立っている。
東京・品川区の東急大井町線の駅で9日夜、13歳の女子中学生2人が電車にはねられて死亡した。電車の運転手が、2人そろってホームから線路に飛び込む様子を目撃しており、自殺の可能性が高いと見られている。
さらに7日には宇都宮市内の県立高校敷地内で、同高2年の男子生徒が全身を強く打って死亡しているのが見つかった。栃木県警は、校舎から飛び降りて自殺したとみて調べている。
10代と言えば多感な年ごろ-どんな事にも感じやすく、だから感情を豊にするのもこの年代。しかし、一歩間違えばとんでもない判断を下すことになり、気の許せない年頃でもある。電車に飛び込んだ2人は「人間関係に疲れた」という遺書を書いていたという。
産経新聞によると、専門家は「思春期の友人同士の自殺の場合、片方の悩みにもう片方が強く影響されて一緒に死んでしまう『同情自殺』の可能性がある」と指摘しているという。小さなシグナルが必ずあるはずだ。それを見逃してはならない。
内閣府によると平成27年の学生・生徒の自殺者数は835人で、前年に比べて39人の減少。この中で19歳未満の生徒は429人だった。
835人の内訳を見ると最も多いのは大学生の379人、高校生の241人、専修学校生の107人、中学生の102人で小学生も6人あった。
27年の総自殺者数は2万4025人で平成9年以降で最も少なかったが、学生・生徒も平成19年に自殺者の統計原案が改正されて職業の分類が改められた以降で最も少ない数字となった。
都道府県別に学生・生徒の人数を見ると最も多かったのは東京の136人、愛知の49人、埼玉、兵庫の42人、千葉の41人の順。
何につけても命の尊さを教えるのは社会的な責任だろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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