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2016年5月 7日 (土)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(7、8日単位・レベル)
支払う必要はない
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1011815 「有料サイトの未払い料金」詐欺で22歳の男ら3人が警視庁に逮捕された。
 埼玉県内の42歳の男性から「有料サイトの未払い料金について裁判を回避するには和解費用を支払う必要がある」と100万円をだまし取っていた。22歳の男は都内のアジトから石垣島に逃走していたもので、少なくとも1億円以上をだまし取っていたと見られている。
 実は、この詐欺行為はオレオレ詐欺や還付金詐欺と違って防ぐのに難しい部分がある。インターネットを使っていると、たまたましたクリックが間違ってアダルトなど有料サイトに接続になる場合がある。多くの場合、「あっ、間違った」でそのまま次の作業に入ってしまう。ここに落とし穴がある。
 忘れたころ、突然、請求のメールが入る。そして「裁判にする」などと脅される。記憶に薄いことから「利用規約を読んでいない自分に非があるのかな」と勝手に解釈して支払ってしまう。
 間違ってクリックした場合だけでなく、「入場する」「退場する」の表示があるサイトもある。たとえそうであっても、これは「成人向けサイトであるが問題はないか?」を聞いているに過ぎない。「入場する」をクリックしたとしても「有料」であることに同意したとみることはできないとするのが通例。
 消費者が「ここから有料である」と認識できるには、課金情報「クレジット番号や請求書送付先の住所」を入力させて、有料であることを認識させる必要があると解釈されている。
 つまり、電子消費者契約法は、間違ってクリックしても払う必要はないのだ。
 警察庁によると、架空請求詐欺は今年3月まで809件認知されている。前年同期と比べて236件の減少。事例のような有料サイトの架空請求は最も多く395件もあった。
 被害額は35億4270万6000円で同7億5577万6000円の減少。振り込め詐欺の手口は様々あるが、この架空請求詐欺は減少傾向にあるとは言え、まだまだ高水準で推移しており注意が必要だ。メール等で請求があった場合は弁護士か警察の相談窓口に相談すること。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【事件】7日夜、東京・新宿区高田馬場で、タクシーに乗っていた男が運転手に刃物を突きつけ、現金9千円を奪って逃走した。警視庁が強盗事件として捜査している。

 

【判定方式】
Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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