警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安（４、５日単位・レベル）
これも卑劣な犯罪だ
【治安うんちく】
　茨城県鉾田市箕輪の農家のビニールハウスからメロンが盗まれる事件があった。盗まれたのは収穫間近のクインシーメロン約２００個（１２万円相当）。農家にとって死活問題となる極めて卑劣な犯罪だ。
　【過去の盗難被害】
◇クリスマス向けイチゴ　出荷直前に盗まれる
◇出荷間近のスイカ７００個盗まれる 茨城
◇アスパラ８・５キロ、ハウスから盗んだ男
◇ブロッコリー盗難、相次ぐ。出荷間近の７６０個
◇収穫前ふじ１３００個盗難、青森
◇１２０リンゴ９８０個、盗難、青森県弘前市
◇勝手に山菜採取　男女２３人検挙　静岡
◇サクランボ畑の養蜂箱、盗まれる、青森
◇タケノコ相次ぐ窃盗被害、京都
◇竹林でタケノコ６７本盗んだ疑いで男３人逮捕
◇高級サクランボ、収穫直前１００万円相当盗まれる　山形
◇畑泥棒に悩まされています。対策は？
◇なすび泥棒を逮捕　京都
◇守山メロン６２個盗難、茎に刃物で切断の跡
◇サクランボ盗難、収穫直前に９０キロ　山形の農家
◇出荷間近のスイートピーの盗難相次ぐ－農家では悲鳴
◇サクランボの苗木、１６万円分盗まれる
◇スイカ泥棒、ビニールハウスの小玉３００個被害
◇ネギ盗んで青果市場で売った親子逮捕、サイズをそろえ箱詰めまで
◇サクランボの苗木、１６万円分盗まれる （ネット検索）
　夜中に根こそぎ持っていくのだろうが、こうした犯罪を防ぐため民間人による防犯対策として「みまもり隊」を結成して青色回転灯装備車でパトロールしているところがある。
　山形県南部の田園地帯「置賜地区」では、例年、さくらんぼや米等農産物の盗難が発生していることから、「ＪＡ山形おきたま防犯連絡会」を結成して、パトロールなどを実施している。
　パトロール隊は農作物だけでなく、不審者による子どもに対する声かけ等の事案も多いことから、地域住民を不安に陥れる事犯を抑止するのも目的のひとつ。
　農作物－－農家の人が丹精を込めて育て上げた農作物を盗むなんて、泥棒の風上にもおけない奴だ。農家にとって、その年の働きはなんだったのか－深刻である。
　この時代－身を守るには知恵が必要だ。
　首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成７年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル５　治安情勢は最悪ポイント１００〜８０
レベル４　治安の悪化　　ポイント　７９〜６０
レベル３　治安の悪化傾向ポイント　５９〜４０
レベル２　治安悪化の兆し ポイント３９〜２０
レベル１　平穏             ポイント　１９以下