警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(31、1日単位・レベル)
ついに5億円の被害が…
【治安うんちく】
振り込め詐欺で5億7000万円というとてつもない額の被害が出てしまった。被害者は大阪府内に住む80代の女性経営者。証券会社社員などを装う手口で、今年2月から5月まで20数回にわたり振り込んだもので全国で過去最高額となった。
またマイナンバー詐欺の被害も多く徳島県内に住む80代の女性が4月下旬から5月中旬まで1200万円をだまし取られたという。
国民生活センターには平成26年10月からマイナンバー制度に関する相談が寄せられ、27年になると制度をかたる不審な電話や訪問の相談になり、東海地方の80歳代の女性が数千万円をだまし取られる事件も発生していた。
この特殊詐欺だが、警察庁によると認知件数は横這いだが被害額が平成26年に比べて27年は減少に転じたという。それでも482億円もある。
減少傾向に転じたのは犯行拠点の摘発で検挙人員が増加したことと見られている。
平成27年の検挙人員は2506人で前年より521人の増加。平成16年が548人で約5倍の検挙人員となった。検挙件数も4112件で857件増え、過去5年間で最も多かった。
その要因となった犯行拠点の摘発は前年より19カ所多い60カ所。343人を検挙している。前年より177人も多かった。
しかし、残念なことに今回の5億円被害のように被害は高齢者(65歳以上)が中心になっている。なかでも資産を標的とした特殊詐欺の被害件数は1万0641件にも及んだ。
オレオレ詐欺全被害者のうち94.5%、還付金詐欺では93.6%、金融商品等取引では85.4%がお年よりなのだ。
特殊詐欺の抑止策は官民挙げて各県で実施しているが、福岡県で防止活動をしているのが「ニセ電話気づかせ隊」。なんとこの気づかせ隊には県内の8599団体、29万人が参加しているという。
幼稚園や保育園建設に反対する地域住民もいるなかで、みんなで助け合う心を持つという、民度の高い県民が多いのですね。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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