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2016年5月30日 (月)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(30、31日単位・レベル)
人の命は地球より重い
【治安うんちく】

2009_1228_222559212 おそまきながら「SNSでも執拗にメッセージを送ればストーカー規制法でストーカー行為にあたる」とする法改正案が次の国会に提出する動きが出てきた。法案を提出しようとしているのは公明党だ。
 東京・小金井市で、女子大学生がナイフで刺され、意識不明の重体になっている事件を巡り、事件前に、逮捕された男とみられる人物が、ツイッターで執拗な書き込みを行っていたことが分かっていても防げなかったことから、法改正に乗り出そうとしているものだ。
 ちょっと待て!
 政府与党の自民党は何をやっているんだ。そもそも、この案は「ストーカー行為の規制の在り方」を考える警察庁の有識者検討会で平成26年8月5日に、「規制法の罰則強化や禁止命令手続きの簡略化」「SNSを使った付きまとい行為を規制の対象に追加すること」などを求める報告書をまとめて提出している。(8月6日付の産経新聞第3社会面)
 当時の国家公安委員長は自民党の古屋圭司議員。そしてその1カ月後の9月3日には、やはり自民党の山谷えり子議員が委員長に就任している。
 そして今回、SNSが絡んだ事件が起きた。ところが法案を提出しようとしているのは公明党。いったい自民党は何を考えているのか?
 国民の命をなんと心得ている?2年前に改正されなかったのなら、少なくても警察庁を含めて改革の意思表示はすべきである。
 昭和52年に日本赤軍によるダッカでの日航機ハイジャック事件で、犯行グループが服役中の過激派の解放を要求した際に当時の福田赳夫首相の言葉を記憶していますか。それは「人の命は地球より重い 」だ。
 「法の条文がないから」救えない−では警察なんていらない。
 その意味で即、動いた公明党に拍手を送りたい。
 そこでもうひとつ。同党は改正では被害者による告訴がなくても起訴できる「非親告罪」にすべきであるという罰則の強化なども必要だとしているようだ。
 今回の事件でも「SNSの書き込みが本人によるものか否かの確認に時間がかかり、しかも被害者はブロックをかけて相談時には書き込みが無かった」というが、そんな流暢なことを言っていて人命を守れますか?
 同法の罰則は現在、「6月以下の懲役または50万円以下の罰金」と軽い。中には執行猶予付きや不起訴があるため、警察が逮捕しても多くの加害者はすぐ釈放されるとこから、被害届を出す女性が少ないのも現状だ。
 それでも安全を確保することが先決だ。100人から相談があれば100通りの事情があり、マニュアルなんて無いに等しく、判断は極めて難しい。しかし、「地球より重い命」を守る知恵を出し合おうではないか?
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【判定方式】
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刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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