警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
ストーカー送致件数が増加
【治安うんちく】 東京都小金井市の女性タレントを襲った事件の男は、傷害容疑で逮捕したが殺人未遂と銃刀法違反に切り替え送致した。
この事件はそもそも、警察は相談を受けても危険性がないと判断したことに始まる。
女性タレントは警察への相談で、プレゼントを巡ってトラブルになっており、今年1月ごろからたびたびライブ会場などに現れて電話番号を聞き出そうとしていたことなども伝えていたというのにも関わらずだ。
執拗なメールの送信だけでなく、直接会場を訪れるつきまとい行為。しかもメールには命に関わるような内容もある。ストーカー事件に詳しい大学教授は、産経新聞インタビューで「ネットのつきまといも世界的にはストーカーと認識されている」と指摘する。
日本では電子メールがストーカー規制の対象になっていないとして、逗子ストーカー殺人事件では、大量のメールが送信されていたのに警察が取り締まりをしなかったことが問われた。これ受けて平成25年の改正でメールの送信は「つきまとい」行為とされた。
このストーカー行為。そのものは統計上、特別法犯に分類されているが、今年に入って増加しているという。
警察庁によると今年4月までに送致した特別法犯は2万1991件で前年同期に比べてこ1663件も増えた。その中でストーカー規制法犯は243件で同37件の増加だ。
特別法犯で増加したのはストーカー以外では廃棄物処理法が+313件の送致件数は1804件。次いで迷惑防止条例が+248件で同2885件。大麻取締法が+236件で同902件。児童買春児童ポルノ法が+226件の993件。犯罪収益移転防止法が+191件の592件と続いた。
刑法犯が減少しているのに対して特別法犯が増加しているのが気がかりである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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