警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(15、16日単位・レベル)
声無きに聴き 形無きに見る
【治安うんちく】
警察活動で最も大事なのは犯罪を未然に防ぐことだが、起きてしまっては仕方がない。大事なのは「声無きに聴き 形無きに見る」(川路利良大警視)である。つまり検挙。そうすると検挙率が問われる。それが昭和の時代に比べて低い。
警察庁によると今年4月までの刑法犯検挙率は34.1%。それでも前年同期に比べて3.0ポイントアップしている。
最も高いのは風俗犯のうちの賭博で113.2%。以下は知能犯の中の汚職が106.7%。さらにこの中の賄賂は100%なのだ。
この他では公務執行妨害が98.1%、略取・誘拐が95.3%、強姦が95.1%と続いた。
強姦の検挙率が高いのに加えて殺人が92.7%、強盗が80.1%などと高いことから凶悪犯の検挙率が高く84.1%で、さらに前年同期を3.2ポイントアップしている。
ランキングでトップは山形の67.2%。以下は秋田の67.1%、鳥取の63.0%、島根の62.8%、大分の59.3%の順。
逆に少なかったのは大阪の18.6%、埼玉の23.7%、千葉の26.3%、岐阜の27.4%、京都の29.4%と続いた。
昭和の時代で最も高かったのは60年の64.2%。最も低かったのは44年でそれでも53.8%はあった。しかし、平成13年に戦後最低の19.8%を記録しており、事件の形態の違いや捜査をとりまく環境の変化などが影響しているのだろう。それも、徐々にアップしている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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