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2016年5月 5日 (木)

2016年5月 5日 (木)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(5、6日単位・レベル)
未熟さを知らされた
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1011804 週刊文春で「警察を読む 警察を観る」の特集を読んだ。「ぶち抜き21ページ」のサブタイトルがついていた。
 映画化された警察小説「64」を題材に作者の横山秀夫と主演の佐藤浩市との対談から始まる。県警の広報官が主人公で、警察組織内での葛藤とマスコミとの虚々実々の戦いを描いたもので、警察小説にありがちな推理性というよりは警察組織内でひとりの人間としての心理描写が見事に描かれており、横山は演じた佐藤を褒め叩いていた。
 そし特集はさらに刑事、公安の第一線の刑事を集め、本当に好きな「警察小説」について意見を述べている。
 横山派もいれば、麻生幾の「ZERO」に心酔する刑事。大沢在昌の「新宿鮫」の主人公のカッコ良さに魅せられ、さらには今野敏の「隠蔽捜査」シリーズの主人公の生き様には、非現実的でも面白かったとする刑事もいた。
 小生も警視庁の昭和の名刑事と言われた平塚八兵衛や小山金七と新聞記者と刑事という垣根を越えたおつきあいをさせていただき、刑事の心髄を知らされている。さらに、わずか5年間だが実際に警察組織に入り組織内も体験してきた。
 そしてひとりの刑事物語を書いた。そのノンフィクションは2局でドラマ化されており、今度は横山秀夫並の小説を書こうと挑戦してみた。しかし、書けない。どうしても現実離れした内容にすることができないのだ。
 多くの刑事に捜査中の事件の流れを取材するたびに聞かされたのは「俺たちは小説やドラマのような仕事をしているのではない。帰れ!」と言われて水をかけられたこともあった。警察組織を愛しているからこそ、非現実的なことを書こうとするとその顔が浮かんでくるし、八兵衛と金七刑事に申し訳ないと思ってしまう。
 ところが、今回の文春を読んでみて現職刑事の小説に対する見方などを知り、フィクションを書く未熟さを知らされた。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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