熊本の2テレビ局の事件報道、BPO審理入り(20日)朝日
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は20日、熊本県内の地方公務員だった男性から「事件報道で人権侵害を受けた」と申し立てがあったとして、熊本県民テレビ、テレビ熊本の2局のニュース番組などについて審理入りすると発表した。
番組は2015年11月、男性が準強制わいせつ容疑で逮捕されたと報じた。男性が「事実と異なる内容があり、極悪人のような報道内容によって人権侵害を受けた」と申し立てていた。2局はいずれも、報道に問題はなかったとしている。
男性は同年12月に不起訴処分となった。示談が成立し、被害届が取り下げられたという。一方、男性が勤めていた熊本市は「準強制わいせつ行為」に当たると判断し、懲戒免職処分とした。(佐藤美鈴)
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