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2016年4月 9日 (土)

殉職3警官の遺志継ぐ…津波被災の交番再建(9日)読売

東日本大震災の津波にのまれ、3人が殉職した岩手県警大船渡署高田幹部交番が、同県陸前高田市高田町の市役所仮庁舎近くに再建され、7日に業務を開始した。
 交番前で行われた開所式には遺族らが出席し、殉職者に思いをはせた。
 市中心部にあった交番は津波で全壊。震災後は高田町や竹駒町に仮設の交番を設け、業務を行ってきた。犠牲になった大船渡署員は6人で、うち3人が高田幹部交番に勤務していた。

 殉職者の一人、小林

しん

警視(当時38歳)は、パトカーで巡回中に津波に襲われた。開所式に出席した父の光伸さん(68)は「息子は私の誇り。そう思わないとやっていられない」と胸の内を明かした。
 小さい頃から相撲や柔道が得意なスポーツマンだった。正義感が強く、震災時も車で住民に避難を呼びかけていた。震災翌日、パトカーの車内で見つかった。
 「復興するまちを息子と一緒に見届けたい」。光伸さんは遺影を持ち、自宅のある八幡平市から年3回は陸前高田の復興現場に足を運んできたという。「復興は確実に進んでいると感じる。息子も今日という日を喜んでいると思う」と交番の再建をかみしめた。

 交番内には、殉職者6人の遺影と共に、津波で被害を受けた交番の旭日章が飾られた。震災当時、交番の所長だった高橋俊一警視長(当時60歳)が生前に

のこ

した「元気出して前進だ。失敗もまた前進だ」という言葉も遺影と一緒に飾られた。震災直後、「ここからが俺の本当の仕事」と部下に言い残し、交番にとどまって無線で指揮を執っていたという。

 開所式には、堀誠司県警本部長や戸羽太市長ら約40人が出席。高橋仁署長は「職務を全うした6名の

たま

と旧庁舎を

に忘れず、遺志を後世まで引き継いでいく」とあいさつした。

 交番には11人が勤務する。三島木達也所長は「殉職者の死を無駄にしないためにも、津波の恐れがあれば、浸水区域には行かず、高台で避難誘導を行う」と語る。幅

ゆう

巡査(24)は「殉職者の方々に恥じないよう、仕事に励んでいきたい」と決意を新たにしていた。(徳山喜翔)2016年04月09日 10時21分 Copyright © The Yomiuri Shimbun http://www.yomiuri.co.jp/national/20160407-OYT1T50157.html

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