警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日単位・レベル)
背後に暴力団関係ないのか?
【治安うんちく】
野球の勝敗で金を賭けると刑法(185条)の賭博罪にあたり逮捕される。勝ったほうが昼食をおごるなどのお遊び的な賭けは良く見られるが、なんと、プロ野球の現役当時に本格的な賭博をしていたとして警視庁に逮捕された。
逮捕したのが警視庁組織犯罪対策4課。逮捕されたのは飲食店経営者(38)と巨人元投手(25)の2人。元投手は他の選手を斡旋した幇助容疑だ。
昭和の古い時代は「トトカルチョ」と言って高校野球の甲子園大会の優勝校を当てる賭けをしたものだった。今では、とんと、聞かなくなった。
刑法185条の賭博罪−昭和50年の検挙人員は1万5900人もあった。以後、減少傾向を示したものの57年には再び1万5381人。59年には9859人と1000人台に減少。
10年前の平成17年には1771人から20年に1358人となるなど年々減り続けている。そして27年には923人と1000人を割っている。
「賭博」=「博打」−任侠道の時代から存在しており、日本人がギャンブルに費やす金額は平均で年間30万円と言われているらしく博打好きなのかも知れない。
今回のプロ野球選手の野球賭博だが、組織犯罪対策が担当しており、なんとなく背後に暴力団関係者が見え隠れしている。当局には徹底解明を期待したい。
それにしても全日本スキー連盟強化指定のスノーボード選手が大麻を使用していたり、違法カジノ店に出入りしていたバトミントンの日本代表選手がいるなどスポーツ界は汚れきっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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