警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日単位・レベル)
東北よ ど根性だ!
【治安うんちく】
全刑法犯の7割から8割を占める窃盗犯。刑法犯全体が驚異的な減少を続ける中、当然、窃盗犯も全国的に減少を続けている。ところが東北地方はなぜか?増加しているという。
この罪種は検挙率が低いことが特徴だが、泥棒というやつは常習者が多く、1人を逮捕したら余罪が続々と喋ることも多い。喋りさせるか黙り込んでしまうのか、その差が検挙率に響く。
4月に入ってアパートの玄関そばの窓から腕を入れて侵入する泥棒が警視庁・武蔵野署に逮捕された。窓から腕を入れて鍵を開ける手口というから、「クレセント外しドロ」だろう。良く喋る泥棒らしく、出るは出るは2年半の間に東京や神奈川などで数十件も働いているという。
警察庁によると今年3月までの窃盗犯の認知件数は16万8548件で前年同期に比べて1万6848件も少ない。
最も多かったのは東京の2万3079件。以下、大阪の2万2156件、埼玉の1万2291件、愛知の1万1615件、神奈川の1万0300件の順。
全国平均検挙率は29.3%で前年を1.7ポイント上回った。ランキングではトップが秋田の73.4%、鳥取の67.6%、大分の66.8%、福井の65.3%、山形の64.5%と続いた。
ところが、各県別にみた認知件数では宮城が+296件、青森が+99件、岩手が+63件、秋田が+47件、山形が+16件とそれぞれ増加。東北管区警察局管内で福島の-50件を除いて5県が増加。全体的に471件も増えてしまった。
他の管区では関東管区が-3525件、中部管区が-2811件、近畿管区が-4238件、中国管区が-1226件、四国管区が-883件、九州管区が-2712件と軒並み減らしている。
頑張れ!東北!検挙よりも抑止だ!
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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