警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日単位・レベル)
八百屋お七
【治安うんちく】
東京・新宿区歌舞伎町の「新宿ゴールデン街」の火災でホームレスの男が逮捕された。警視庁は放火の疑いもあるとみて調べているという。
天和元年というから江戸時代の「八百屋お七」の放火は今でもかたり継がれている。
ならず者と恋に落ちたお七が、男に言われるまま自宅に火を付けた。家だけが燃えたとか江戸の中心部が焼ける大火になったとかいろいろな節があるが、お七は「失火者斬罪令」捕まり、火焙りの刑に処せられた。そそのかした男は、火を付けさせて火事場泥棒をしようとしたもので、教唆犯としてお七と同じ刑に処せられたと言うのだ。
警察庁によると今年3月までの全国での放火事犯の認知件数は247件で前年同期に比べて36件減少。最も多かったのは大阪の55件。以下、東京、愛知の23件、千葉の14件、埼玉の12件と続いた。
全国平均検挙率は72.1%で前年同期に比べて6.8ポイントアップした。トップは島根の300%。以下は神奈川、福岡、沖縄の200%など100%以上が23県もあった。
これに対して低かったのは埼玉、静岡の25.0%、岐阜の28.6%、福井の33.3%、千葉の35.7%の順だった。
消防庁によるが放火は出火原因のトップで、平成25年の古い数字になるが5093件発生し、損害額は41億8163万円だという。
火の用心 しゃっしゃりませ~
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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