警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日単位・レベル)
ひったくり被害者の多いのは何歳?
【治安うんちく】
作日は重要犯罪について記したが、今度は重要窃盗犯の被害者、被疑者の年齢別を見てみよう。
警察庁によると今年2月までに発生した重要窃盗犯の認知件数は1万5000件でうち侵入盗は1万1699件。このうちの被害者で最も多かったのは法人・団体の2653件、以下40歳代、50歳代と続いた。
自動車盗の被害者も法人・団体が1位で、以下、40歳代、50歳代の順。
但し、ひったくりになると被害者で最も多いのは意外に20歳代だ。続いて40歳代、70歳代の高齢者と続く。すりは20歳代、30歳代、40歳代の順。
これに対して検挙された被疑者を見ると窃盗犯全体の検挙人員は1246人。年齢別では20歳代、30歳代、40歳代。
侵入盗では1089人を検挙しているが、やはり窃盗犯全体と同じで20歳代、30歳代、40歳代の順で多い。
自動車盗ではちょっと違って、14歳から19歳の若者が最も多く32人が検挙されている。以下は30歳代、20歳代と続いた。
ひったくりは20歳代が最多で、2位は14歳から19歳の若者と続いた。すりは20歳代、30歳代、40歳代の順となっている。
自動車盗やひったくりは若者に多いが、民家などに泥棒に入るとなるとやはり20歳代から40歳代の働き盛になるようだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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