警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(6、7日単位・レベル)
高い、安いの問題ではない!
【治安うんちく】自転車--街を歩いていると1万円前後の価格の自転車を見かけるので「随分安くなったものだ」と思っていたら、とんでもない。高級スポーツ自転車になると50、60万円からあり、売れ筋は20万円から30円だそうだ。さらに「超」が付く電動アシスト自転車になると数百万円もするというから驚きである。
昨年の春だったか、盗難に遭った被害者がネットオークションで自分の自転車の部品が売られているのを見つけて通報。派遣社員の男が京都府警に逮捕されたというニュースがあった。なんと被害に遭った自転車は時価30万円だった。この事件で逮捕された男の自宅からは約100点の部品が見つかったというから、かなりの余罪がある男だった。
この自転車盗、検挙率が低いという特徴があるから始末におえない。
警察庁によると今年2月までの認知件数は3万1449件で、前年同期より1888件減少したものの、相変わらず高い数字で推移している。検挙率は6.0%だがそれでも前年同期より0.3ポイント改善されている。
しかし、窃盗犯の中でも1、2位を争う多さだ。高級品だから「注意しろ」というのではなく、安い物でも盗みは盗み。1件でも被害を押さえるのは所有者ひとりひとりの注意しかないようだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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