警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日単位・レベル)
放火事件は減っているが…
【治安うんちく】
先月30日未明、東京・文京区で政党のポスター、自転車カバーや自転車など5件の不審火が相次いだ。現場は半径およそ50㍍に集中したており、警視庁は連続放火事件として捜査している。
火災の原因で最も多いのは放火とされており、全出火原因の10%を占めるという。その放火は空気が乾燥する冬場が多いと思っていたら福岡などは4、5月の春に多いというデータもある。
警察庁によると今年2月までま放火事件の認知件数は167件で前年同期に比べて13件の減。最も多かったのは大阪で前年同期を10件も上回る37件。以下、東京の16件、千葉の9件、埼玉の8件、北海道の7件の順だった。
どういう訳か近畿地区が前年に比べて多くなっている。近畿管区警察局管内では滋賀県警を除いて大阪、兵庫、奈良、和歌山がいずれも増加している。
これに対して富山、石川、福井、三重など中部管区警察局では放火が1件もない地域もある。
検挙率は74.3%と比較的高く、昨年より4.9ポイントもアップしている。
島根の300%をトップに100%代が20県にも及んだ。しかし、埼玉の12.5%、長野の3.33%など極端に低い県もあり、捜査力のアップが望まれる。
都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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