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2016年3月 5日 (土)

大動脈解離で運転困難に=大阪・梅田の暴走事故-専門家「誰でも発症」(5日)時事

大阪市北区の阪急梅田駅近くの繁華街で2月25日、車が暴走して11人が死傷した。死亡した会社経営大橋篤さん(51)は事故直前に意識を失い、正常な運転ができない状態だったとみられている。死因は大動脈解離による心疾患。専門家は「大動脈解離は誰にでも起こり得る病気。異常を感じたら運転をやめた方がいい」と警告している。
 滋賀医科大の一杉正仁教授(社会医学)によると、大動脈解離は心臓から出ている太い血管が裂ける病気。胸や背中に痛みが生じるほか、脳などに血液が届かなくなるため、意識がもうろうとして正常な判断ができなくなる。
 高血圧の人や喫煙者が発症するケースが多い。また、コレステロールや中性脂肪の数値が上がると、血管の内皮が傷つくため発症につながることもある。発症率は10万人に5、6人とされ、高齢になるにつれてリスクが高まるという。 
 自治医科大付属さいたま医療センターの安達秀雄副センター長によると、1990~2014年に同センターで手術した急性大動脈解離605例のうち、運転中に発症したケースは8例。うち2例は意識を失い、一方は物損事故につながり、もう一方は同乗者が車を止めたため事故には至らなかった。
 警察庁によると、運転者の発作や急病が原因の交通事故は14年に全国で209件。このうち心臓病や脳血管障害による事故は52件だった。
 札幌市の札樽自動車道では11年、観光バスの40代運転手が意識を失ってガードロープに接触し、乗客がサイドブレーキを引くなどして止めた。運転手は急性大動脈解離で死亡した。三重県亀山市の東名阪自動車道でも13年、同様の観光バス事故が起き、40代の運転手が急性大動脈解離で死亡した。
 一杉教授は「運転のストレスが発症のきっかけになる可能性もある。体調に違和感があれば、無理に運転しない方がいい」と話している。(2016/03/05-06:10)

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