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2016年3月11日 (金)

東日本大震災5年 政府主催の追悼式(11日)NHK

K10010439851_1603111539_160311154_2東日本大震災の発生から5年となる11日、天皇皇后両陛下が出席されて、政府主催の追悼式が東京で開かれ、地震の発生時刻に合わせて、安倍総理大臣や遺族の代表ら出席者全員が黙とうをささげて、震災で亡くなった人たちに哀悼の意を表しました。

政府主催の「東日本大震災五周年追悼式」は11日午後、東京の国立劇場で開かれ、天皇皇后両陛下、安倍総理大臣、遺族の代表ら、およそ1200人が出席し、地震が発生した午後2時46分に出席者全員が黙とうをささげて哀悼の意を表しました。
続いて、安倍総理大臣が「一歩ずつではありますが、復興は確実に前進しています。多くの犠牲の下に得られた貴重な教訓を決して風化させることなく、政府一丸となって災害に強い強じんな国づくりを進めていくことを、改めてここに固くお誓いいたします」と式辞を述べました。
天皇陛下は、「被災地で、また避難先で、今日もなお多くの人が苦難の生活を続けています。困難の中にいる人々、一人ひとりが取り残されることなく、一日も早く普通の生活を取り戻すことができるよう、これからも国民が心を一つにして寄り添っていくことが大切と思います」と、おことばを述べられました。
このあと、追悼式では岩手、宮城、福島の3県の遺族の代表があいさつしました。岩手県の遺族代表の山本永都さんは「大好きだった父はいまだに帰らぬままです。震災直後は、『なぜ、父は防潮堤の水門を閉めに行かなければならなかったのか』と母を問い詰めてしまうこともありました。今では消防団員として住民の命を守ろうとした父を、とても誇りに思い、尊敬しています」と述べました。
宮城県の遺族代表の木村正清さんは、「震災直後の実家の光景を今も忘れることができません。基礎を残し跡形もなくなった土の上に、生前の両親を映し出すかのように、折り重なるようにして見つかった夫婦茶わんが唯一の形見になってしまいました。お父さん・お母さんの死を決してむだにすることなく、地域防災に貢献できるよう全力を尽くすので、天から見守っていてください」と述べました。
福島県の遺族代表の佐久間國幸さんは、「原子力発電所の事故により避難を余儀なくされ、父は長期にわたる避難生活の末に、ふるさとから遠く離れた雪国でその生涯を閉じました。大震災を風化させないために、私たちの経験を、これから先も、子々孫々、そして世界中に伝えていくことが重要なのではないかと思います」と述べました。
このあと、追悼式では、各国の代表ら参列者が献花を行い、犠牲者を悼みました。

News_pic1_5http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160311/k10010439851000.html

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