警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
殺人行為に等しいぞ!
【治安うんちく】
また防げなかった-
両親から虐待を受けた中学生の男子が平成26年5月に近くのコンビニに駆け込み、警察官が保護する〝事件〟があった。さらに、それから5カ月後の10月には、「児童養護施設に入りたい」と自ら訴えている。それなのに、相模原児童相談所の不作為でとうとう自殺に追い込んでしまった。
児童福祉法第1条に「全ての国民は児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ育成されるよう勤めなければならない」とあり、児童を守るのは国民の責任であると言っている。
さらに第33条には児童相談所は「必要があると認める時は一時保護することができる」とある。
今回の事件は「必要があると認められる時は…」とある部分の判断ができなかったもので、相談を受けた職員だけでなく相模原相談所全体の責任だ。「助けてほしい」と訴えている男子を見殺しにした訳で、これは「殺人行為」に等しいと言われても過言ではない。
どうも、この相談所には問題がありすぎる。平成27年には一時保護所の「困り事相談」募集の意見箱に入れられた1枚の用紙が無くなっているとして、少女8人を裸にさせるという、組織そのものが虐待を行っていたこともある。
今回は、厚生省が「強制保護」の指針を明示しているのにも関わらず、なぜ?強制保護なり一時保護ができなかったのか?国内の全ての児童相談所の担当者を集めて問題点をさぐり、二度と同じこと、いや犯罪を繰り返さぬよう早急の対策が求められている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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