警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(7、8日単位・レベル)
偽造2千円札が増えている
【治安うんちく】 明治時代の一時期だが通貨偽造罪は打ち首にして刑場にその首を30日間さらすという極めて重い刑罰だった。
それが現在の法定刑は刑法148条に、無期又は3年以上の懲役とされている。情状酌量により執行猶予もつく場合がある。
今月初めに、1万円札を偽造、行使した22歳の男に対して青森地裁は懲役3年執行猶予4年という判決をくだした。
執行猶予を付けたのは1万円札1枚を白紙にカラーコピーして、はさみで裁断するなど粗末なもので流通の可能性が低いと判断されたからだ。
偽札と言えば昨年10月17日から18日に大阪市内でタクシー代の支払いに1万円札27枚が使われるという事件が発生。その犯人として26歳の佐賀県の飲食店従業員が捕まっている。
警察庁によると平成27年の偽造通貨発見枚数は1万円札が793枚、5千円札33枚など計1208枚。前年と比べてほぼ半減している。
その他では千円札が366枚見つかっているが、なんと2千円札も16枚発見されている。しかも前年が1枚で15前増え過去5年間で最も多かった。
このほか5百円硬貨は635枚で前年に比べて-2枚。年々減少している。
北朝鮮とか台湾などから偽札が流入したことがあったが、最近はとんと聞かない。もちろん、今、そんなことがあっても1枚の偽札を見れば製造元も分かるほど捜査力は高くなっている。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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