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2016年3月12日 (土)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(12、13日単位・レベル)
こんな裁判でいいの
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1011539 平成17年12月、栃木県今市市で小学1年女児が殺害され、遺体が茨城県内で発見された事件の裁判−
 被告人は犯行を否認しているばかりか、母親宛てに書いた謝罪の手紙は「看守に言われるままに書き直した」と述べたり、「黙秘すると警察官に平手打ちされた」。
 さらに、別件で勾留中だった時には「有希ちゃんを殺しましたと言うまで寝かせないぞ」「殺してごめんなさいと50回言わないと晩飯抜きだ」と迫られたなど、強引な取り調べを訴え続けている。
 裁判では7時間以上に及ぶ取り調べの録音録画が再生され、その中には部分的に「覚えていない」と答える様子なども録画されていたという。
 ここまで証言されては極めて違法な取調をしたように思えてならない。
 一方で、録音録画には事件のことを聞かれると終始、体を震わせ、泣きながら答えているシーンもあり、謝罪の手紙については「『とんでもないことをやった。ごめんね』と伝えたい」などと自ら話している映像もある。
 さらに被害者を車に乗せたシーンでは「『お父さんに頼まれてお母さんが大変』と言ったら乗ってくれた」と具体的に答えるなどの様子が記録されており、必ずしも被告の言う「取調官の横暴さ」だけではなさそうだ。
 NHKの報道によると元検事の弁護士は、「すべての過程が録音・録画されているわけではなく、密室での取り調べの部分は水掛け論になるのでは…」と語っている。
 ここまでくると、裁判官、裁判員がどう判断するかだが、「言った」「言わない」「やった」「やっていない」など法廷内で水掛け論を展開する裁判なんてなにかがおかしい。
 事件は「自供した」「否認している」「強引な取り調べだ」などは二の次。要するにしっかりした証拠堅めをしているか否か、捜査力なのであろう。
 調べ室での「自供」も、言い逃れができないほど、徹底的に落とす。それは単なる言葉のやりとりではなく、「ぐうの音も出ない」ほど被告人の心の底から述懐させることだ。それには、やはり昭和の時代の調べ官のような技術が必要だ。
 「組織捜査の時代」だが、個性のある刑事はいないものか?幹部と議論するほどの熱血漢は生まれないものだろうか…無試験で警視になるほどの猛者はいいなのだろうか。
 ついでに言えば「プライバシー」や「人権」で被疑者は守られているが、被害者の人権はどうする。

 【逮捕】昨年8月、東京都中野区のマンションで劇団員の女性(25)が殺害された事件で警視庁は12日、近くに住んでいた37歳の男を逮捕した。被害者の爪の中の微物のDNA型が男と一致したものだが、「被害者を全く知らないし、殺してもいません」と否認しているという。
 警視庁だから栃木県警と同じ轍を踏むことはないと思うが、最近は否認ボシ(犯人)が多すぎる。この辺でスキッと決めてほしい。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【判定方式】
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刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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