警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日単位・レベル)
検挙率が上がる
【治安うんちく】
今年に入って全国警察の検挙率が上がっている。
警察庁によると今年2月現在の全国平均検挙率は35、2%で前年同期を3、2ポイント上回った。これは平成10年の38、0%に次いで高かった。
最も高かったのは強姦で102、0%。その他を除いた罪種別では殺人が89、8%、強盗が85、3%と凶悪犯の検挙率が著しく87、2%と前年同期を3、8ポイントもアップしている。
さらにこれまで検挙率低迷の元凶となっていた窃盗犯の検挙率が前年同期より2、4ポイントも上がり29、9%と3割に迫る勢いだ。中でもATM狙いは100%だった。
ランキングでナンバー1は山形の82、1%。以下秋田の76、7%、福井の74、0%、大分の65、3%、島根の64、4%と続いた。
逆に低かったのは大阪の19、3%を頭に岐阜の23、2%、埼玉の24、2%、千葉の26、0%、東京の26、6%の順。
刑法犯認知件数が増加した東北の検挙率が高かった。東日本大震災から5年と復興の途中だが、防犯(犯罪抑止)は官民が協力しあうことが必要。東北人の意地をみせてほしい。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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