警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日単位レベル)
減少傾向にあるのだが…
【治安うんちく】
29日夜、東京・日野市の路上で男性が中学3年生の少年に包丁で刺される事件があった。通報で駆けつけた警察官が拳銃1発を発砲し少年を現行犯逮捕した。
昔、「おやじ狩り」という少年犯罪があった。警察庁を担当している時、某新聞社の記者が「昨夜、おやじ狩りに遭ったよ」と笑っていたことを思い出した。この犯罪も路上などが現場。ひったくりや自動販売機荒らしなどと同じように街頭犯罪だ。
警察庁によると平成27年の少年による街頭犯罪の検挙人員は8992人で前年に比べて2234人の減少。しかも、平成18年に2万6797人を検挙した以降、過去10年間で最も少なく、しかも初めて1万人を割った。
このように少年による街頭犯罪は減少傾向にあるのだが、警察庁はそれでも成人を含めた全検挙人員の50、0%に当たることから注意を呼びかけている。
警視庁は少年犯罪対策官を配置。検挙した少年が反省し、少しでも多くの少年が更生の道へと向かう対策も行っている。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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