« 乳児死亡、「犯罪の証明ない」…父親に無罪判決(27日)読売 | トップページ | 暴力団離脱者の支援組織、福岡県警が発足式 (27日)日経 »

2016年2月27日 (土)

7歳女児殺害事件 来週初公判、裁判員に迫られる難しい判断(27日)TBS

今から11年前、栃木県の旧今市市で当時7歳の吉田有希ちゃんが連れ去られ、殺害された事件は、来週、初公判を迎えます。「無罪主張」の被告側と、状況証拠を積み重ねる方針の検察側が全面対決する法廷で、裁判員は難しい判断を迫られます。
 栃木県の旧今市市、今の日光市。あの事件を受け、緊急通報装置が設置されています。2005年12月、この場所から小学1年で当時7歳だった吉田有希ちゃんが下校途中に何者かに連れ去られました。翌日、およそ60キロ離れた茨城県常陸大宮市の山中で、有希ちゃんが刃物で刺され殺害されているのが見つかりました。
 事件が大きく動いたのは発生から8年半が経過した2014年。警察は無職の勝又拓哉被告を殺人の疑いで逮捕しました。
 「勝又被告が起訴されてから裁判の争点を整理する公判前整理手続きが行われましたが、合計24回、1年半にもわたる異例のものでした」(記者)
 有力な物的証拠が少ないとされる事件。検察側は「状況証拠」を積み上げ、有希ちゃんを殺害したのは勝又被告以外にいないと立証しようとしています。凶器は未だに見つかっていないなど、決定的な証拠がないとみられているのです。
 捜査で浮かび上がった状況証拠の一端が警察や検察幹部らへのJNNの取材で新たにわかりました。有希ちゃんの遺体に猫の毛が付着していたというのです。
 猫とたわむれる勝又被告。勝又被告は事件当時、猫を飼っていたと母親は証言します。
 「お風呂入れて、乾かして、全部掃除して、一緒に寝ている。かわいがって、かわいがってしょうがない」(勝又被告の母親)
 警察は、遺体に付いた猫の毛と勝又被告が飼っていた猫の毛の双方を鑑定したところ、「同じ種類とみて矛盾はない」という結果を得たということです。しかし、「同じ個体」、つまり、勝又被告が飼っていた猫の毛と同じという鑑定結果は出ませんでした。
 「猫のDNA鑑定はサンプル数も少ないし、研究が進んでいるわけでもない。証拠としては弱い」(検察幹部)
 検察幹部の一人は、犯行を裏付ける「決定的証拠にはならない」と話しています。一方、勝又被告側は検察側と全面対決する方針です。
 「捜査機関から連日、侮辱や罵倒、非難を受けるなど威圧的な取り調べを受け、自殺未遂をするほどにまで追い詰められました。勝又さんは連日、圧倒的な力を持つ捜査官からこのような違法な取り調べを継続されたことにより、虚偽の自白をするよう追い込まれてしまったわけです」(勝又被告の弁護団 今月9日)
 勝又被告側は、一時、自白したことについて、「信用性と任意性がなく、証拠にはできない」と無罪を主張する方針です。
 「仲良くなっていくにつれて、笑顔が増えたり、相づちを打ってくれることがうれしかったです。今でも有希ちゃんが亡くなってしまったことには胸が痛みます」
 「事件を風化させたくない」。有希ちゃんと事件直前まで一緒にいた同級生の少女が、私たちに今の気持ちを伝えてくれました。
 検察側と被告側が全面対決する中、有希ちゃんの父親と祖母が被害者参加人制度を使って法廷に立つ予定で、裁判員は難しい判断を迫られることになります。注目の初公判は来週月曜日です。(26日16:44)http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2712333.html

« 乳児死亡、「犯罪の証明ない」…父親に無罪判決(27日)読売 | トップページ | 暴力団離脱者の支援組織、福岡県警が発足式 (27日)日経 »

裁判」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/514231/63269124

この記事へのトラックバック一覧です: 7歳女児殺害事件 来週初公判、裁判員に迫られる難しい判断(27日)TBS:

« 乳児死亡、「犯罪の証明ない」…父親に無罪判決(27日)読売 | トップページ | 暴力団離脱者の支援組織、福岡県警が発足式 (27日)日経 »