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2016年2月22日 (月)

北海道母と祖母殺害 女子高生の姉、殺人ほう助罪認める(22日)毎日

北海道南幌(なんぽろ)町で2014年10月、高校2年生だった女子生徒(18)=医療少年院送致=が自宅で祖母と母を殺害した事件で、殺人ほう助罪に問われた女子生徒の姉(24)=札幌市=に対する裁判員裁判の初公判が22日、札幌地裁(金子大作裁判長)であり、姉は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
 検察側は冒頭陳述で「姉(長女)は事件の4日前、女子生徒(三女)から『祖母らを殺したい』と聞き、最初は本気だとは思わなかった。しかし、事件前日には本気であることを認識した上で同調し、睡眠導入剤を混入しやすいようすりつぶした」と当時の状況を明らかにする一方、「三女の犯行動機には虐待という背景があるが、長女は祖母らから直接的な暴力を受けておらず、追い込まれていなかった」などと動機が薄弱であることを指摘した。
 これに対し、弁護側は「虐待が家庭環境に大きな影響を与えており、家庭環境に絶望を感じていた」と情状面を強調した上で、「最後までそんな大それたことをするのか疑問に思っており、三女の殺意を十分に理解していなかった」として執行猶予を求めた。
 起訴状によると、長女は14年9月30日、祖母(当時71歳)、母(同47歳)の殺害に使用することを知りながら、三女の依頼に応じて睡眠導入剤などを渡したとされる。三女は同10月1日午前0時半ごろ、2人を殺害。司法解剖の結果、母から睡眠導入剤の成分が検出された。
 札幌家裁は15年1月、「虐待を受けていた事実があり、非行(殺害)に至る経緯や動機に影響している」と認定し、三女を医療少年院送致とする保護処分を決定した。判決は26日に言い渡される。【山下智恵、安達恒太郎】

    「壮絶な虐待」明らかに

 公判では、祖母、母を殺害した女子生徒(18)の供述調書も読み上げられ、札幌家裁の少年審判で「壮絶な虐待」と指摘された虐待内容が明らかになった。
 検察側の供述調書によると、女子生徒は5歳の2003年6月ごろ、祖母と同居し始め、祖母、母から虐待を受けるようになった。冬でも裸で庭に出されて水をかけられたり、車庫や物置で寝かせられたりした。浴室に入れられた生ごみを食べることもあった。
 成長に連れ、虐待は少なくなったが、女子生徒は「2人の顔を見ると、昔の記憶がよみがえる。(殺害は)トラウマから逃げるため」と供述。女子生徒は「自分は小学生のころから2人を殺したかった。姉が同じ思いと知り、心強く感じた」と心の内を説明しているという。

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http://mainichi.jp/articles/20160223/k00/00m/040/074000c

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