警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日単位・レベル)
乾燥注意報が出ていますよ!
【治安うんちく】 先月末に、「今年に入って死者が出る火災が多い」と書いたが、今月に入っても火の勢いは衰えない。
24日夜、東京・杉並区で住宅など6棟が焼け70代の男性が意識不明の重体になっている。21日には、鹿児島市の住宅街でアパートが焼け、3人の遺体が見つかった。
13日には、愛媛県今治市で、木造2階建ての住宅の一部が焼け、50代の男女2人が遺体で見つかるなど治まる気配がない。
さらに24日には放火火災が起きてしまった。東京・神田で民家の一部が焼けて、住人の20歳の女性が意識不明の重体になった火事は、付近の防犯カメラに不審な人物が写っていたことから警視庁は放火の疑いもあるとみて捜査しているという。
自治省消防庁によると平成26年に全国で発生した火災は4万3632件でこのうち原因で最も多かったのが放火。4825件で実に11.1%にあたる。
警察庁によると平成27年に全国で発生した放火事犯は1092件。ランキングでは大阪の206件を頭に福岡の87件、東京の77件、愛知の59件、千葉の51件の順。
全国平均検挙率は74、2%。愛媛の136、4%、茨城の125%、秋田の114、3%など100%台が20府県あった。
これに対して低かったのは静岡の40、5%、大阪の45、1%、愛知の52、5%、高知の55、6%、兵庫の55、2%の順だった。
火災と言えば、昭和の時代は、夜になると拍子木を手にカチカチ「火の用心」と巡回したものだった。「回覧板」と合わせて消えたことによるものか?地域社会の絆が失っているような気がしてならない。
一部地域に出ている乾燥注意報-火の元に注意してください。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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