警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
今も存在する人身取引
【治安うんちく】 児童など未成年者をスカウトしてマンションに住まわせて売春をさせたり、ブローカーが介入して外国人女性を日本に売り飛ばして売春をさせるなどの人身取引が今でも存在する。
厚労省の調査では13都府県で18歳未満の子供18人が所在不明だという。この所在確認が必要だ。
警察庁によると平成27年に人身取引事犯の検挙件数は44件で前年より12件の増加。検挙人員はブローカー7人を含む42人で9人も増えた。
一方、監禁されたり売り飛ばされたりした被害者は49人で前年より25人も増え、平成19年以降で最悪の数字となった。
日本人の場合はスカウトマンによりマンションに強制的に住まわされ、暴行や脅迫を受けて売春させられていた事件で4人の児童が保護され、ブローカーにより日本に売り飛ばされたタイ人女性もやはり売春をさせられていたもので2人が保護されている。
被害者の国籍別では日本人が34人、タイとフィリピン人がそれぞれ3人、その他の国が2人など。
年齢別では20歳未満が14人、20歳代が21人、30歳代が12人、40歳以上が3人だった。
強制的にさせられた行為はホステスが多く、その他には飲食店員もいれば農業、中には土木作業員もいた。
日本人被害者の34人は、脅迫されて監禁され売春などをさせられていたという。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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