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2016年2月10日 (水)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(10、11日単位・レベル)
やはり防犯カメラかな
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1011553 路上で小学3年の男児を誘拐しようとして45歳の代行運転手が群馬県警に逮捕されたが、こうした路上からの略取誘拐は検挙率が極めて高く事件は減少傾向にある。
 そんな中で11年前の平成17年12月に栃木県・旧今市市で下校途中の当時7歳の男児が連れ去られ、茨城県常陸大宮市の山林で遺体で見つかった事件で、33歳の男が逮捕されたが、今月末に開かれる初公判で弁護側は無罪を主張するという。
 警察庁によるとこうした略取・誘拐の平成27年の認知件数は192件で前年同期と比べて6件の減少。今市市の事件があった平成17年の認知件数は277件あり、その後、減少し続けている。
 平成27年に最も認知件数が多かったのは大阪の36件。以下、東京の18件、埼玉の14件、北海道13件、兵庫と福岡がそれぞれ11件と続いた。
 同年の全国平均検挙率は91.7%と高い。しかも前年に比べて1.8ポイントも上昇している。
 検挙率のランキングは千葉と神奈川が111.1%、東京が105.6%など100%台が27都県警に及び、これらの警察が検挙率を引き上げている。
 逆に低いのは沖縄の33.3%や愛知の40%、青森、京都の50%など。
 平成16年には320件もあった認知件数も12年後には概ね半減している。やはり防犯カメラが犯罪捜査ツールになり抑止策になっているのではないかと思われるのだが…
 東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
 

【判定方式】
Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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