警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(14,15日単位・レベル)
26年から増加傾向へ
【治安うんちく】 元プロ野球選手でスーパースターの覚醒剤事件は入手経路が焦点になってきた。そんな中、鹿児島県で覚醒剤約100キロ、末端価格で70億円に上る覚醒剤を所持したとして、暴力団幹部らが逮捕された。神戸山口組系幹部ら4人で、鹿児島県沖の海上で外国船から受け取ったものと見られている。
この密輸入方法は「瀬取り」と言われ、平成9年以降、仕出し国が北朝鮮になってから多くなっていった。
仕出し国である外国の運搬船と国内の引取船が海上で接触して受け取るのと運搬船が浮体を付けた薬物を海上に投下。去った後に引取船が回収するという手法があり多くの場合は暴力団が関与している。
なかでも浮体を利用した受け渡しは、海水の流れを読み取ることが大事で、読み間違って別の場所に物が流れ着き受け取れなかったという惨めなこともあった。
覚醒剤は昭和29年ごろは日本国内で密造されていたが、取り締まりが厳しく30年代に途絶。この時期を第1次覚醒剤乱用期。その後、昭和59年ごろになると韓国や台湾からの密輸入が多くなったが、この時期を第2次乱用期という。
そして、現在は第3次乱用期と言われて多くは中国や北朝鮮からのルートと言われている。
警察庁によると平成27年の覚醒剤取締法違反で送致した件数は1万5668件。検挙人員は1万0792人だった。
仕出し国が北朝鮮になった平成9年の検挙人員は1万9722人と多かったが平成25年の検挙人員は1万0909人で過去18年で最も少なかった。しかし26年、27年とここにきて再び増加傾向を見せている。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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