警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8,9日単位・レベル)
また起きてしまった
【治安うんちく】 また、「警察に相談していたのに…」という事件が発生してしまった。7日夜、札幌市豊平区の住宅で、52歳の女性が刃物で刺されて殺害されたうえ、23歳の女性も頭などを殴られて重傷。1歳の子供が連れ去られるという事件が発生した。犯人は23歳の女性の元夫だった。
この事件、一部報道によると23歳の女性は昨年2月に離婚しているが、事件当日まで警察に3回も相談していたという。
女性は今月5日に元夫から脅迫メールが届いたため警察に相談したもの。その時、警察は元夫に電話で注意しただけで、その日に殺害されてしまった。
被害者が相談しているのは「警察」。交際時から暴力を受けており危険な男だった。あらゆる手段を使っても被疑者から被害者守るのが使命である。
平成11年10月の埼玉県桶川で発生した女子大生殺人事件や同年12月に発覚した栃木県警石橋署の少年リンチ殺人事件などは事前に警察に相談していたが、警察の対処が悪く殺人事件に発展した。
相談を受けていたのにいずれも相手に警告するなど簡単に済ませたことから重大事件になったもので、平成12年、こうした不作為を無くすため日本警察は治安再生を誓ったはずだ。
なのにまた発生した。
ストーカーもDVもそうだが、常に最悪の事態を想定した対処が必要のはずだ。それを判断するのがプロである警察官だ。なぜできない。プロとしての再教育が必要だ。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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