警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日単位・レベル)
自己防衛しかない!
【治安うんちく】 それは防犯カメラのお手柄だった。
警視庁は昨年11月以降、新宿区と豊島区でひったくりが続発していた事件で23歳の男を窃盗容疑で逮捕した。被害は15件で被害額は45万円にのぼると見られている。
一時は5万件を超えていたひったくり犯が減少し続けている。
警察庁によると平成27年の認知件数は4142件で前年に比べて2059件の減少。ランキングでは大阪の877件を頭に東京の506件、神奈川の486件、愛知の381件、兵庫の351件と続く。
このひったくり事犯だが平成14年の認知件数は最悪の5万2919件を記録したものだった。これが17年には3万2017件に減り、18年には2万6828件になるなど年々減少し続けてついに昨年は平成14年の10分の1以下の4千件台まで抑止できたのである。
最も減らしたのは大阪の-417件、神奈川の-332件と続き東京は-317件で全国3位。
都内で前年と比べて減少したのは23区のうち19区。増加したのはわずかに3区。また1区は同数だった。区外では16市で減少、7市で増加。13ある町村では瑞穂町と八丈島でそれぞれ1件発生したに過ぎなかった。
警視庁が呼びかけているひったくり防止策とは①バッグは建物側に持ち、ショルダーバッグはたすき掛けにする②人通りの多い道を選んで歩く③後方からバイク音などが聞こえたら後を振り返り警戒する④自転車前カゴ等には、ひったくり防止カバーやネットを装着すること。
検挙は警察の役目だが防止策は個人の責務です。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント