警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、31日単位・レベル)
火の元にご注意を
【治安うんちく】
このところ死亡者がでる火事が相次いでいる。
30日未明には東京・北区で4棟の住宅が燃えて70代の男性が病院に搬送されたが死亡が確認された。
29日午前、横浜市鶴見区の3階建ての住宅から出火。2人の遺体が発見された。
28日未明には群馬県高崎市で住宅1棟が全焼。焼け跡から2人の遺体が見つかった。 27日夕方には栃木県佐野市の市営住宅の1室で火事があり、焼け跡から2人が遺体で発見されるた。死亡火災だけではない27日には長野県志賀高原のホテルで火事があり、宿泊していた高校生ら約200人が避難する騒ぎがあった。
古い数字になるが消防庁によると平成26年の火災の総出火数は4万3741件で前年に比べて4354件減少したものの死者数は1678人で53人増加している。このうち1006人が死亡した火災は住宅火災で9人の増加だった。
火災が多かったのは東京で4830件、愛知の2551件、大阪の2478件、寒川の2377件、埼玉の2364件と続く。
しかし、これは戸数が多ければ多くなるのは当たり前。そこで戸数との出火率でみると最も多いのは山梨の5.06。以下、群馬の4.69件、島根の4.50、長野の4.44、茨城の4.38の順となる。ちなみに最も件数が多かった東京は3.65で18位。愛知は3.41で29位、大阪は2.79で41位だった。
群馬が多いのは、やはり「かかあ天下とからっ風(上州おろし)」と呼ばれるゆえんなのか?……
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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