警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28,29日単位・レベル)
人間のクズだ!
【治安うんちく】
28日のテレビニュースを見て腹が立った。
幼い子供の命を奪っていながら警察に連行される時、グレーのジャージに身を包み、スマホをしながら堂々と連行される男に吐き気さえ覚えた。
東京都大田区で、交際している女性の3歳の男児を1時間以上にわたり殴る蹴るなどして殺害した犯人だ。報道では傷害容疑での逮捕だが、こんなの明らかに殺人と言ってもいい。
なにしろ男は指定暴力団住吉会の組員。しかも身長が195㌢もあり体重は120㌔というからかなりの大男だ。被害にあったのは1㍍にも満たない3歳の幼児。さぞかし怖かったろうと思うと八つ裂きにしてもあまりある。
それにしても罪を罪と思わない罪人が多くなったものよ。
小欄が報道カメラマンをしていた昭和の40年代は、連行される時にコートなどをかぶり顔を隠したものだ。ところが昭和50年代になると、かぶり物などはなく堂々と連行されて行く。手錠が見えないように撮影するのに苦労したものだった。
それが昭和60年代から平成に入ると今度は、警察が連行写真を撮影させなくなった。
しかし、ある身代金目的の誘拐事件で無事救出された被害者の写真があるのに、被疑者の写真が無いというアンバランスに一部の強い意見もあり、警察は平成10年以降に再び無理に隠さないようになり、連行時や現場検証地点の撮影が可能になった。
ただし、昭和の時代と変わっていたのは「堂々と」ではなく、報道カメラを睨みつけたり、両手を掲げてガッツポーズをとるなどの「英雄」気取りなのである。やはりネット社会の影響か?
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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