警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(19,20日単位・レベル)
招かざる客もいる
【治安うんちく】
昨年の訪日外国人はついに1970万人と1900万人を超えて2000万人に迫った。一時的に日本を訪問するから「訪日」だが、これに対して「来日外国人」と呼称している場合がある。
どこが違うのか?「来日外国人」は、日本にいる外国人のうち、永住者や住人の配偶者等及び特別永住者を言い、在日米軍関係者や在留資格不明者を除いた外国人を言い、警察庁の統計上でそう呼称している。
警察庁によると平成27年の犯罪外国人の刑法犯、特別法犯の検挙総数は1万4273人で都道府県別では東京が3450人、愛知が1425人、神奈川が1370人、埼玉が976人、大阪が768人と続いた。
このうち殺人や強盗、強姦などの重要犯罪と重要窃盗犯の検挙者は482人。国籍別では中国人が最も多く99人。以下、ベトナム人が92人、ブラジル人が52人、韓国・朝鮮人が49人、スリランカ人が25人の順。
さらにこの中で殺人や強盗、強姦、放火などの重要犯罪は255人でベトナム人が53人、中国人が45人、ブラジル人が16人と続いた。さらにさらにそのなかで最も凶悪な殺人事件は42人でベトナム人が15人、韓国・朝鮮人とフィリピン人が各5人。強盗は86人中で最も多かったのはベトナムの30人、中国人の19人など。
この来日外国人の統計と観光客や爆買いの訪日外国人の統計とは関係ないが、国内に外国人が短期滞在するために、一般住宅やマンションの空き部屋などに有料で宿泊させる「民泊」となるとテロリストや犯罪者などの“招かざる客”も含まれることから、厳しい対策が必要である。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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