警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(6、7日単位・レベル)
振り込め詐欺防止カルタ
【治安うんちく】
まだ被害は出ていないものの、今年こそ押さえ込みたいのが「振り込め詐欺」だ。平成27年の11月までの数字しかないが被害額は333億6400万円で年間の数字では最悪の事態が予想される。
そして前回は「詐欺」は犯人側と取り締まり側の知恵比べだと書いた。振り込め詐欺の騙し文句は単純なものではないと…
こんな経験がある。平成17年の話しだ。大阪の〝おばちゃん〟から電話があり説教された。
「なんで東京はそんなに振り込め詐欺の被害に遭うのか。うちの嫁なんかは架かってきた電話で『甘えるな取りに来い』としかりつけたら何事もなかた。東京など関東の人達は子供だからと言ってベタベタしすぎるのではないのか」
今年に入り、何か妙案はないものかとネットサーフィンをしていたら、おもしろいサイトにぶち当たった。情報漏洩対策セキュリティコンサルティングのホームページだ。振り込め詐欺に引っかからないための教示だ。
その中のひとつに「それをして、あの子のために、なりますか?」。まさに大阪のおばちゃんの説教と同じだった。
さらに次のようなことがある。
(お) 「オレオレを、思い込むのは、あなたです!」
(う) 「嘘だから?連絡されちゃ、困ります」
(か) 「金払う?それで解決できますか」
(こ) 「こちらから?待たずに連絡、再確認」
(さ) 「詐欺だから?そんな話は、全部ウソ」
(し) 「深呼吸、一から整理、落ち着こう!」
(な) 「悩むのは、信じているから、迷うもの?」
(に) 「偽物に、家族のことを、聞いてみる?」
こんなカルタをつくり、お年寄りで遊んだらいかがかな。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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