警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(6、7日単位・レベル)
平成版家庭崩壊の図
【治安うんちく】 なんでこうも家族関係の事件が多いのか?
5日、和歌山県田辺市で、生後6か月の長男の首に電気コードを巻いて殺害しようとした22歳の母親が逮捕された。
4日には宮城県栗原市の住宅で87歳の母親と60代の長男が無理心中。1日夜、埼玉県北本市の住宅で70代の夫婦が、同居する42歳の次男の胸などを包丁で刺し殺そうとした殺人未遂。石川県中能登町では51歳の伯父を殺害したとして、高校3年の少年が逮捕された。
また11月には、千葉県成田市のアパートの敷地で生まれたばかりの女の赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、23歳の母親が逮捕され、山形県米沢市では生後16日の長女をゴミ箱に押し込めて窒息死させた23歳の男と17歳の妻が逮捕された。
さらに愛知県みよし市の市営住宅では72歳の妻が73歳の夫を殺害。福島県南相馬市では62歳の女が91歳の義母を殺害して放火。宇都宮市では夫に草から抽出した毒を盛り殺害しようとした33歳の女が逮捕されるなど11月と12月に入ってからの事件をあげればきりがない。
警察庁の統計で被疑者と被害者の関係別をみると平成24年の刑法犯総検挙件数42万7197件のうち凶悪事件の検挙件数で家族関係が絡む事件は5156件もあった。
この中で最も多かったのは実父母の238件。以下配偶者は219件、実子が141件、兄弟姉妹が62件の順だった。
一方、殺人では884件を検挙しているが、配偶者関係が153件、実父母が130件もあった。このほか配偶者の自殺関与が9件もあるなど、まさに〝平成版家庭崩壊〟の様相を呈している。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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