警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日単位・レベル)
逃走手段
【治安うんちく】
靖国神社のトイレにおける爆発事件の犯人は韓国人だった。警視庁公安部が足取りを追った結果、男は犯行後に神社を出た後は、歩いて千代田区内のホテルに向かったことが判明したが、その後、帰国してしまった=産経電子版
逃走手段は徒歩だった訳だが、職質などはできなかったものか?
平成24年の数字になるが、犯罪を犯した後の逃走事犯は全部で42万7197件。このうち最も多い逃走手段は徒歩などで23万4119件。次ぎに自家用車が6万2941件、盗難車利用が2万2992件など。
罪種別によって違いがあり、逃走事犯で最も多いのは窃盗犯で27万9104件。手段では徒歩などが最も多く14万1593件で次ぎに盗難車利用が2万1517件と続く。ドロボーがこれまた盗んだ車で逃走するのだが、こうなると目撃があっても実行犯に到達するのは難しい捜査が強いられる。
今回の韓国の男の罪種とは違うが、放火犯の場合は775件のうち591件が徒歩という。外国人でもあり、犯行に使うとすればレンタカーか通りがかりのタクシーになる。当然〝足〟がつきやすいので、遠距離でなければ徒歩がいいと判断したのか?
昭和の時代は事件が起きると、現場に向かうパトカーや機動捜査隊の車両は別々の道を四方八方から駆けつけたものだ。途中、人相・風体を確認しながら走り、不審者は即、職質される場合が多かった。だから、単純な傷害などの事件でもパトカーが2台も3台も駆けつけてきて、何事かと仰天させられることが多かった。それが今は……
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39〜20
レベル1 平穏
ポイント 19以下
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