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2015年12月31日 (木)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(31、1日単位・レベル)
日本警察の威信をかけた勝負の年だ
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1011490_3 あけましておめでとうございます。 
今年はサミットの開催年-日本での開催は6回目となる。しかし、これまでと違うのは世界中がイスラム国のテロの脅威にさらされている中での開催だ。
 2015年11月のパリでの同時テロの危機感を持ったドイツでは、対テロ部隊「BFE+」を発足。中国も反テロ法を成立させるなど各国の対テロ対策は本格的に動き出している。日本政府も海外でのテロリズム関連情報を収集するため「国際テロ情報収集ユニット」を発足した。
 我が国は2015年にシリアで日本人2人がイスラム国のテロリストにより殺害され、しかも「日本を標的とする」として攻撃の対象とされており、テロ対策は喫緊の課題であるはずだ。
 ところが、実行に移さなくても検挙できる共謀罪が一部の野党の反対や与党でさえ選挙を気にするあまりに成立を見ていない。このためインテリジェンスで最も重要な国際組織犯罪防止条約の批准もできないという。したがって情報収集組織を持つ米英からの情報が入らない。まもなく国会が開かれるが1日も早い成立を期待したい。
 過去に5回開催されているが昭和54年に東京で開催された時は、過激派により飛翔弾が飛ばされる事件があり現場取材したものだった。たが、飛翔弾は会場の迎賓館を飛び越えて着弾、被害は無かった。
 あれは肝を冷やされた出来事だった。平成12年の沖縄サミット-開催の数ヶ月前にレバノンに拘束されている日本赤軍の岡本公三受刑者ら5人が釈放されることになった。当然、日本赤軍はサミットをターゲットにしているという情報があった。
 この情報を入手した警察庁幹部は「身柄引き渡し条約がないので、身柄確保の手段がない。残されているのは周辺国との政治交渉に期待するしかない…」
 幸いレバノン出国後に某国の協力もあり5人の身柄を確保できてサミットも無事に開催することができたのを記憶している。
 警察庁によると平成28年はイスラム国の台頭等がアルカイダを始めとするイスラム過激派組織の再編を促しており、予断を許さない状況にあるという。
 こんな最中でのサミット。求められるのは諜報活動であり、警備実施との連携が大事になる。首都東京の警備はミスター警備警察の高橋清孝総監にお任せである。
 拙い文ですが、今年も訪問をお待ちしております。
 東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【判定方式】

Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100〜80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79〜60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59〜40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39〜20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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