警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安（３０、３１日単位・レベル）
今年の１０大ニュース
【治安うんちく】
平成２７年は一部で雪がふるなど天気は良くなかったものの、大きな事件もなく平穏に明けた。
平成１４年から続いている殺人や強盗、窃盗などの刑法犯の認知件数は減少し続け、どうやら今年は昭和２９年の新警察法制定以来、最も少ない数字となりそうだ。
そこで小覧が勝手に国民に与える不安度を基準に選んでみた。
１位 イスラム過激派組織「イスラム国」のメンバーが日本人２人を殺害した映像を公開。さらに日本人をテロのターゲットにすると予告した。(１月２０日)
２位 埼玉県熊谷市で警察に連行されたペルー人の男が逃走。小学生を含む６人を殺害した。市民への通報が無く警察が批判された。(９月１４～１６日)
３位 大阪市中央区の７０代の無職女性が、弁護士などを名乗る男から約１億４６００万円をだまし取られる詐欺事件（１月８日）など振り込め詐欺が全国で続発。
４位 東海道新幹線下り「のぞみ２２５号」の車内で乗客の男性が焼身自殺を図り、２人が死亡２６人が重軽傷を負った。(６月３０日)
５位 大阪府寝屋川市の中学１年の女子と男子生徒の２人が行方不明になった事件で府警は殺人容疑で４５歳の男を逮捕した。粘着テープで縛るなど残忍な犯行だった(８月１３日発生)
６位 宮崎市で７３歳の男が運転する軽乗用車が歩道を暴走し、７人が死傷した。(１０月２８日)
７位 数百の暴力団組織の集合体とも言われている国内最大の指定暴力団「６代目山口組」（本拠・神戸市）が分裂。(８月)
８位 首相官邸（東京・永田町）の屋上で小型の無人飛行機（ドローン）が落ちているのが見つかった。(４月２２日)
９位 東京・立川市のＪＲ中央線国立―立川間の高架下にあるケーブルが放火されるなど鉄道施設に対する放火事件が相次ぐ。(６月１８日以降)
１０位 東京都渋谷区の高級宝石店が強盗に襲われ指輪やペンダントなど計４６点、約１億６００万円相当が奪われた。(１１月２０日)
このほか、大阪空港に着陸しようとしていた全日空機の操縦席付近に、地上からレーザー光線が当てられ、同様事件は札幌や沖縄の米軍基地など全国に拡大した。
そのほかにも靖国神社への放火や家族、親族間の殺人事件などが相次いだ。
今年１年のご訪問ありがとうございました。来年も頑張ります。
首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成７年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル５ 治安情勢は最悪ポイント１００〜８０
レベル４ 治安の悪化 ポイント ７９〜６０
レベル３ 治安の悪化傾向ポイント ５９〜４０
レベル２ 治安悪化の兆し
ポイント３９〜２０
レベル１ 平穏 ポイント １９以下
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